カードローンとキャッシングの違いを知ろう

多くの人がお金を借りるうえで意外と知らないことがカードローンとキャッシングの違いではないでしょうか。
いずれも銀行や消費者金融といった金融機関から借入するという点で共通していますが、その内実はかなり異なります。
まずキャッシングは基本的に個人向けの小口融資となっており、融資上限はおよそ50万円ほど。
長期払いは想定されておらず、一括払いが基本です。
クレジットカードの付帯機能となっていることが多く、キャッシング単体での融資はあまり多くありません。

一方のカードローンは、融資額が幅広いことと、法人も対象としていることがキャッシングとの大きな違いです。
上限融資額は、たとえば不動産を担保としたカードローンの場合、数千万円にも達することもあります。
個人向けであっても、200万円の契約が成立したケースも珍しくありません。
個人だけでなく法人も利用可能であり、つなぎ融資がわりに利用するケースも目立ちます。
キャッシングとは違い、カードローンにおいてはリボ払いが基本です。
リボ払いは債務残高に応じて毎月一定額を返していく方式のことで、とりあえず金利だけを支払って凌いでいくことも可能です。
ただし、出来るだけ早く元本も返済していかないと、総返済額が嵩んでしまうので気を付けましょう。

以外と見落としがち!キャッシングを利用する前に見直しておくべき総量規制とは?

「キャッシングしたいと思ったら、できない!」
そんな時に、まず確認してほしいのが「総量規制」です。
総量規制とは、消費者金融など貸金業者の業務等について定めた貸金業法の改正により2010年6月に施行された法律です。
この総量規制は、消費者を多重債務から守るために設けられたもので、これらの導入よって、金融業者からの借り入れは、年収の3分の1の金額までしかできないという制限が定められました。
また、総量規制施行以前は、各金融機関で限度額の上限まで借入が可能だったのですが、現在では、各金融機関で借り入れた合計金額が年収の3分の1以上に達した時点で総量規制違反の対象となりますので、注意が必要です。
簡単に言えば、例えば年収600万円の人が、A金融機関から100万円借り入れをしていた場合、総量規制による借り入れ可能金額は、3分の1の200万円までとなりますから、新たにB金融機関へキャッシング申し込みをしようとしても100万円までしか借り入れができないことになります。
なお、キャッシング利用がストップするのは、早くて数日中に、遅くとも1~2ヶ月以内には利用停止の措置が取られます。
ですから、新たに借り入れをする場合には、必ずこの総量規制についてチェックし、自身の債務状況を確認した上で、キャッシングが総量規制の違反対象になっていないかをチェックする必要があります。

ある日突然キャッシングがストップしたら!?まずチェックすべき3つの点。

キャッシングを利用しようとしたら、ある日突然、カードがストップした!
その場合、考えられる主な理由は、以下の3点です。
1点目は、上記の「総量規制」に違反していること。
2点目は、返済の遅れや支払いの延滞があること。
3点目は、収入証明を提出してから3年以上が経過していることです。
1点目の総量規制については前述した通り、注意しておきたい点は、自身の債務状況を確認した上でのキャッシングですが、2点目についても、借入金額や返済日等、債務状況をきちんと整理しておくということが前提となります。
この2点目の返済の遅れや支払いの延滞がある場合、その後のカード利用が制限されることになり、総量規制違反の場合と同様、キャッシングは、利用停止となります。
この場合の返済の遅れや支払いの延滞の期間や頻度ですが、返済の遅れについては、例えば、数日であった場合でも、繰り返し、頻繁に遅れているという状況であると、利用停止になる可能性があります。
また、特に注意しておきたいのは、1ヵ月以上の返済の遅れと、キャッシングを初めて1年未満という場合です。この場合、状況によっては、それ以降、どの金融機関からもお金を借りられなくなることがあります。
3点目の収入証明を提出してから3年以上が経過している場合についてですが最近では、申し込み時の提出書類に収入証明を提出しなくてもよいというサービスも見受けられるようになりました。
しかし、キャッシングを利用する場合、原則としては、一つの金融機関から50万円、その他を含め100万円を超える借入を行う場合には、収入証明書の提出が求められます。
また、ここで気を付けておきたいことは、この収入証明書の提出は、3年に一度の確認が義務付けられていますので、3年以上経過して確認を怠った場合には、キャッシング利用に制限がかかる場合があります。
以上のように、突然キャッシングが利用停止になると心配や不安が募りますが、キャッシングの利用停止措置を取られる前に、上記3点の確認を含め、キャッシング利用時には、必ず自己の債務状況をきちんと整理し、常に把握しておくことが重要です。

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